タクティクスオウガ日記 4日目




 古都ライムにて、レオナールからロンウェー公爵暗殺の話を持ちかけられる。
 Lルートは本当に血で血を染める道だのう。
 ソルソルも、「それは僕の役目です」と答え、自ら進んで公爵を暗殺する決意を持つ。



 街を出ようとすると、ヴァイスとアロセールの一味に襲われる。
 ヴァイスは戦闘を避けようとしたんだけど、アロセールが勝手に戦いを始めたわけだが。

 相変わらず、アロセールにさんざん罵られる。
 アロセールって女性なのに血気盛んですな。
「殺してやる」とか、女の子がそんなに叫んじゃいかんよ。

 ヴァイスがソルソルを説得しようとする。
 本当の敵は自分達を背後から操る公爵なのだ、と。

 ソルソルも吠える。
 現実から逃げたお前に何が分かる、と。



ヴァイス
オレが逃げただと?
 ばかなッ! 逃げたのはおまえさッ!
 努力することをせずに、現実に妥協してしまったのはソルソル、おまえだぞ。
 たとえそれが無駄とわかっていても人は前進することをやめてはならない。
 本当の変革とはそういうもんだ。
 なのに、お前は放棄してしまった。
 大切な夢や理想を、目先の利益のために棄ててしまったんだッ!


ソルソル
それは違うッ!
 僕は理想を棄ててなんかいないぞ!
 一足飛びに理想を実現できるものかッ。
 現実は少しずつしか変わらないんだ。
 できることからやるしかないだろ!
 なのにヴァイス、きみは現実を無視し、急速な変化を押しつけようとしている。
 それは民が望んだものか?
 きみのやり方は間違っている。
 あせるなッ、時を待てッ!
 少しずつ変えていけばいいんだッ!




 同胞の大量虐殺が現実的で、それをしなかったヴァイスは逃げたと言うソルソル。
 その弁はホントかよ?
「それは民が望んだものか?」などとほざいている自分が大量虐殺をしているし。
 この論戦はヴァイスに軍配を上げたい。



 んで、戦いの方は熾烈を極めた。
 全員がレベル11で臨んだら、レベルが段違いのヴァイスの弓矢一発でこっちの仲間が瀕死になり、その後のアロセールや敵ヴァルキリーの弓で、あっという間に仲間が殺られてしまった。
 ヴァイスが強すぎるぞ。

 トレーニングして、全員がレベル12で勝負。
 こちらのメンツは、ソルソルがビーストテイマー、クレリック2体、ヴァルキリー1体、セイレーン1体、アーチャー5体。

 ソルソルはずっとニンジャで育ててきたため、ここにきて体力がないという弊害が出てきた。
 ヴァイスの弓ですぐに瀕死になってしまう。
 ここからはなるべくビーストテイマーでいこう。

 セイレーンが使えない。
 セイレーンのキャラはクラスチェンジしたばかりで、魔法では全然ダメージを与えられない。
 男キャラだったら早めにウィザートを使えたのに。
 女性キャラ縛りの辛さが出た。
 しかし、魔法キャラを育てねばならないので、無理して使う。

 ヴァルキリーもあんまり使えない。
 攻撃力だったら断然アーチャーなんだけど、前線で戦うキャラがあまりにも少ないもので、1体はいた方がいいかと思って。
 しかし、やはり女性キャラじゃ全く盾にならない。
 こりゃ厳しい。



 と、女性キャラ縛りによって大変に苦しめられたステージだった。
 相手は高地からびゅんびゅん弓を放ってくるし。
 カノープスやホークマン、ゴーストあたりがいればさぞや楽になっただろう。

 その上、アロセールを殺さないという縛りを自分につけてみた。
 Lルートではアロセールを仲間にすることはできないが、殺さなくても済む顔キャラを殺すのは気が引けた。
 高地からびゅんびゅん弓を放つゲーム最強のアーチャーを生かしておくのはきつかった。

 何度も仲間を殺され、リトライしながらクリア。






 ライムが暗黒騎士団率いるバクラム軍に襲われる。
 街に火が放たれ、罪のない住人がバタバタ斬られていく。

 まぁ、敵に頼んだ非干渉条約なんてこんなもんだよな。
 戦争なんだし、鵜呑みにする方がバカだ。

 ゼノビアの聖騎士達が立ち向かってくれる。











白ランス「やめろっ! これが貴公らローディスのやり方なのかーっ!











 ごめんなさい_| ̄|○
 ワタクシはもっとひどいことをしました。






 アルモリカ城。
 いよいよ自分の指導者だった公爵を攻め立てる。

 城前にて。
 敵ボスはソーサーラーか。
 敵専用クラスだけど、味方にできたら楽しそうなクラスだな。

 敵ボスからまたも罵られる。
 Lルートは嫌な役回りだな〜。

公爵様の代わりになれると言うかッ。天狗になりおってッ!

 すみません、天狗です。
 まぁ、こう言われてしまうのも無理はない。

 どちらが悪者か分からないけど、無難に全員を倒す。






 城内にて。
 火竜の剣を装備した敵ボスのテラーナイトが強い。
 こちらのキャラは一発で瀕死になってしまう。
 まともに戦うのは分が悪いな。
 特に手に入るレアアイテムもなさそうなので、味方のほとんどに弓を持たせ、敵ボスを初期位置から1度も移動させずに倒す。
 なんか、暗黒な倒し方だな。






 レオナールがロンウェーさんを暗殺する。
 巻き込まれて殺されたソルジャーが気の毒だ。

 ソルソルの元へレオナールがやってくる。
あとは・・・・・・きみたちに死んでもらうだけだッ!
 突然に斬りつけるレオナール。
 全ての罪をソルソルへなすりつけ、解放軍をまとめようというのだ。
 しかし、「僕が死ねばすべてがうまくいくのか・・・?」とは、ソルソルも情けないことを言う。

 ソルソル絶体絶命のピンチに、レオナールへ強烈な弓が遠方より浴びせられる。
 ヴァイスだ!
 かっこいい〜。
 やはり、Lルートのヴァイス君は最高ですな。



 ヴァイス君とのタッグでレオナールをぼこす。
 1対2というのは卑怯だが。



 死に際のレオナール、自分に全ての罪をなすりつけるようにと申す。
 最初からそのつもりの行動だったのよね。
 この人は男ですのう。






  何が正しくて何が間違いなのか、誰にもわからない。
  だけど、誰も僕を責めることはできないはずだ。
  人は皆、過ちを犯し続ける悲しい生き物なのだから・・・。







 第2章終了。
 次回は第3章からです。