ブレイブストーリー




 原作は宮部みゆきさんだ。
 宮部さんの作品は好きなんだけど、これは読んでない。
 ただ、映画を見る限りじゃ、まるでRPGみたいなストーリーで、ゲームおたくの宮部さんらしいなぁと感じた。

 映画の方は、やや残念だった。
 テレビで見る分にはそんなに不満じゃないけど、自分としては、映画館で見るほどじゃなかった。

 何が残念って、結末がねぇ……。
「これは勇気の話だ」って宣伝文句だけど、それが、「嫌な現実と向き合う勇気」って意味なんて、あまりにもストレートすぎる。
「運命を変えるんだ!」って主人公が旅立った時点で、まさに王道じゃん。
 それじゃまんますぎるから、てっきり何かトリックや、予想を裏切る流れが待っているのかと思っていた。

 あれだけの長編小説なだけあり、内容は詰め込みすぎの感があった。
 おそらく、小説では長々と出てくるのであろう旅の途中が、ダイジェストで進んでいったところはなんとも。
 主人公が知らない間に特殊能力を身に着けていたりするし。
 まぁ、2時間で収めるためには仕方ないんだろうけど。

 見せ場はあるし、絵は上手にファンタジーを表現していた。
 松たか子さんの声優ぶりもよかった。

 ただ、映画全体としては、もう一つってところかなぁ。

 原作もそのうち読もうっと。