THE DEVIL'S OWN(デビル)(ネタばれ含)
ハリソン・フォード、ブラッド・ピットという2大共演の映画です。
ネタばれが含まれるので注意を。
ニューヨークの実直な警官、ハリソン・フォード演じるトムの家へ下宿しにやって来た、快活なアイルランドの青年ローリーことブラッド・ピット。
しかし、ローリーとは仮の名で、本当の名はフランシス・マグワイヤー。
「エンジェル」と呼ばれる、国際手配されたIRAのテロリストという、悪魔の顔を持っていた……。
実際にアイルランドでは内戦が多発していて、それに関する話です。
主役二人の演技が凄いんでいい映画に仕上がっていますが、この二人じゃなかったら観なかったでしょう。
ハリソン・フォード、ブラッド・ピットの演技を除いてしまえば、中身としては薄いと思います。
しかし、言っているように、二人の演技はそれほどまでにいいものだと感じました。
途中のほのぼのしたやり取り、緊迫感あるシーン、トムがローリーの正体に気づいた後の様子。
そして、最後のトムの台詞。
「こうなる運命だったのか 君と僕は」
ローリーにも、
「アメリカじゃない アイルランドの話だと」
という台詞があります。
心に残ります。
役者の力でここまで台詞に重みを残せるのか、という感想です。
映画としてはまぁまぁでした。
好きな映画を聞かれてこれと答えることはないでしょうが、少なくとも嫌いではないです。
上二つの台詞にはジーンときました。
トムは実直な警官で、人を殺したことはありません。
仕事で発砲したことは、23年間でたった4回です。
そのトムが、最後にローリーと対決するシーンがあります。
トム自身はローリーを助けに行ったんですが。
なんとなく想像つくかもしれませんが、皮肉で悲しい話です。