GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊
近年に公開された『イノセンス』の前作に当たるアニメ映画。
世界の押井守監督作品。
この映画は日・米・英の同時公開で行われ、ほどなくして家庭用ビデオソフトも各国で発売されたのだが、日本では当初奮わなかった。
それが、アメリカのビルボードという雑誌のヒットチャートで、『攻殻機動隊』のビデオセールスがトップになった。
これは実写、アニメ、映画を問わず、あらゆる映像ソフトの売上の中でトップになったということであり、今までの日本のどの映画も達成したことのない記録であったので、途端にマスコミは「アメリカでトップ」「世界の押井守」と、押井守の名前を一気に持ち上げることとなった。
ストーリーについて。
近未来。
人々はキーボードなどの端末を使わず、電脳を介して直接ネットに接続し、そこから直接情報を交換できるようになった。
そして多くの人々が体の様々な部分を機械化、「サイボーグ」として社会に浸透していた。
そのように高度に機械化、情報化された社会の中、同時に特殊化した犯罪や諜報戦に対処するために組織されたのが、内務省直属の特殊部隊である公安9課、通称「攻殻機動隊」である。
草薙素子は公安9課のエージェントとして、公安活動から暗殺までをこなす凄腕のサイボーグである。
しかし、半分機械と化した自分の存在に疑問を感じる日々が続いていた。
一方、世間では「人形使い」というハッカーが出没して、9課はそれを追っていた。
人形使いは不特定多数の人間の電脳に侵入してゴーストハックを行ない、それらの人物を手足のように操って、政府の外交交渉の妨害工作を行おうとしていた。
果たして、人形使いとは?
どうなる攻殻機動隊?
どうなる素子?
ストーリーは難しい。
事前知識がゼロだったため、どんな内容なのかはさっぱり分からなかった。
ちゃんと知っている人でないと1回観たぐらいじゃよく分からないだろう。
しかし、非凡なるものはビンビン感じた。
とにかくカッコいい。
映像、演出、世界観が凄くて、観ているだけで楽しめた。
音楽も民族音楽のような感じがして新鮮だった。
押井守監督作品って観たことがなかったけど、この人が世界的に評価されているのは分からなくもないと思った。
映像、演出、世界観など、アニメとして抜けていると感じた。
これが80年代に作られたというのだから信じられない。
宮崎駿さん、大友克洋さん、確かに、日本のアニメは世界に誇れる。
凄いぞ、日本人。
『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟監督にこの映画が影響を与えたのは有名だが、実際に観て実感。
なんだか嬉しい。
今回は他のことをしながら観ていたので、またちゃんと観たい。