Great Expectations(大いなる遺産)
チャールズ・ディケンズの『Great Expectations(大いなる遺産)』が原作になっているけど、そちらは知らない。
イーサン・ホークがカッコいい。
外見だけじゃなく、演技力も備わっているからホントにカッコいい。
エステラ(グウィネス・パルトロウ)に付き添ってウォルター達と初めて顔を合わせ、「絵はサイズ、それとも時間?」と聞かれたときの表情とか、田舎者っぷりが出ていてよかった。
喋り方や声も好きだったので、イーサンの語りが多かったのが個人的によかった。
グウィネス・パルトロウはどの映画で観ても美しい。
でも、好きなキャラじゃなかったな。
フィル(イーサン・ホーク)はエステラの内面にも惹かれたのか?
確かにキレイだけどさ。
主人公のフィルが絵描きで、出てくる絵が好きだった。
独特。
あんな絵が描けたら楽しいだろうなぁ。
音楽も好きだった。
フィルがエステラをモデルに絵を描いているときに流れた音楽のボーカルがblurのデーモン・アルバーンにそっくりで、てっきり自分の知らないblurの曲だと思ったら違ったようだ。
映画の後のスタッフロールは字が小さ過ぎて分からない。
映画に使われた音楽を調べてみたけど、どうやらblurではないらしい。
あれはなんていうグループだったんだろう。
映画としてはまぁまぁ面白かったというところ。
作りは好きだったけど、深みやここがいい! という面白みに欠けた。
「大いなる遺産」ってどんな意味なんだろう。
額面通り受け取れば、ロバート・デ・ニーロ扮する脱獄囚から受け取ったもの?
だとすると、ラストとは繋がらない気が。
それに、脱獄囚の彼から受け取ったものでフィルは幸せになったわけじゃない。
もう一つ浮かぶのが愛。
愛が大いなる遺産……遺産っていう言葉とは自分の中じゃ結びつかないが……。
遺産っていうぐらいだから、誰かから残されたもの。
愛だとしたら誰が残したの?
ディンズムア夫人は逆に、フィルに嫌がらせをした存在だし。
愛が遺産っていうのも違う気がする。
誰かが残した……子供の頃の自分が残した……?
思い出ってことか?
思い出、また想い。
それだとラストとも繋がるな。
うーん、「大いなる遺産」というタイトルからは色々と考えられる。
映画の中身としては深みに欠けると思ったけど、想像力を膨らませるという意味では深いのかも。
映画で英語をちょっと勉強。
作中のフィルの台詞。
Don't you understand?
Everything I do, I do it for you.
僕がすることは全て君のためなんだ。
Anything might be special in me is you.
僕にとって何よりも大切なのは君だ。
映画では"Don't you understand?"は訳されていなかった。
口語の意味としては特別に訳さないのだろう。
1回目の"I do"の後で区切り、2回目の"do"に力が入っていた。
2つ目のセンテンスでは、
Anything/might be special in me is/you
っていう切り方をされていた。
特に、最後の"you"を言う前の区切りが長かった。
何を強調したいのかがよく分かる。
英語力がないのであまり解説できない……。
思わずメモに取りたくなるほど、カッコいい言い回しだと思った。
言い回しって大事だよなぁ。
ただ単に"I love you."ってのとは大違い。
これはこれでよさがあるのだろうけど。