INCEPTION(インセプション)


『ダークナイト』のクリストファー・ノーランさんが監督&脚本。
 10年以上もかけて構想を練ったとのこと。

 人の夢に入り込める企業スパイの話。
 ストーリーは複雑なので、1度観ただけじゃ意味が分からない人も多そう。

 夢の中はなんでもアリなわけで、それを映像化したら、なんでもアリの世界観が生まれる。
 設定を活かした、現実ではアリエナイ映像表現の連続は素晴らしかった。
 スタイリッシュで、細部までこだわりがあり、迫力があった。

 ストーリーも複雑とはいっても、実は夢の設定が難しいだけで、大筋の流れさえ理解していれば、映画を楽しむ上では問題ない。

 登場人物も魅力的だった。
「設計士」や「調合士」といった、必要なメンバーを世界各地から集めてのチームミッションは、『ミッション・インポッシブル』に通じるものがある。
 ほんで、一人一人がまた魅力的なのよね。
 特に、ディカプリオさんの相方のアーサーと、「設計士」のアリアドネがいい味を出していた。

 謙さんはハンパないな。
 このメンツに混じって、何の違和感もない。
 本当にすごい人だ。

 ディカプリオさん演じるコブには、色々といいたいことはあるけど、ネタバレなしだといいづらい。
 まぁ、彼のダークサイドがあの能力の怖さを示していたと思う。
 じゃなかったら、ただの便利な能力ってことで終わってしまい、ミッションがうまくいってもいかなくても、映画に深みは生まれなかったかもしれない。

 最後もまた意味深な終わり方をするわなぁ。
 夢を題材にしていただけに、予想はできたけど。

 文句なしに面白かったー。