JUMPER(ジャンパー)
Yahooレビューで酷評されていたからあまり期待せずに観たが、意外とよかった。
以下は結末こそいわないものの、ややネタバレが含まれるため、観ていない方はご注意を。
自分がイメージできる場所なら世界のどこでも自在にジャンプ(=テレポート)できるジャンパー。
ジャンパーの抹殺を目論むパラディン。
ストーリーと主人公の性格はダメだった。
主人公が15歳でジャンパーに目覚めて以来、遊び呆けるというのはリアルな能力の使い方なのかもしれないが、最後までジャンプ能力の使い方に関しては夢が乏しかった。
15から学校に行かず、世界中で遊び回るだけの生活なんかを送っていたら、絶対に頭は空っぽのアホアホマンになってしまうだろ。
その上、いつでも気軽にジャンプなんかしていたら、体もなまってぶくぶく太るんじゃないか。
ヘイデン・クリステンセンさんみたいにかっこいいというのは、あんなジャンパーじゃ考えられない。
それと、ジャンプ能力のリスクが低すぎる。
ほぼノーリスクでジャンプし放題って、こーゆーSFフィクションじゃ珍しい設定じゃないかな。
個人的にはちょっとだけひっかっかる設定。
パラディンはしょぼい。
能力はジャンパーがどこにジャンプするか分かるのみって、こんなん、ジャンパーがうまく立ち振る舞いさえすれば、相手にならんだろ。
実質的には道具に頼った戦い方だったが、ジャンパーだったらもっとできるべさ。
ピンチになったら世界の彼方へ連続ジャンプしまくれば、パラディンなんてあっという間に置き去りやん。
それと、パラディンがジャンパーを追う理由がねぇ……。
映画で読み取れる部分だけだと軽すぎる。
と、めためたにけなしてしまったが、映像表現はよかった。
ジャンプシーンは軽快で爽快。
それと、世界のあちらこちらを楽しめるのが、この映画の1番の魅力だと感じた。
この二つだけで十分満足。
事前に映画レビューを見て、知っていた映画のミステイクは本当だった。
日本にジャンプしたとき、渋谷のスクランブル交差点から入った駅がなぜかメトロ銀座駅。
銀座駅から地上に出たら、またもや渋谷。
あれは撮影上の都合だったのかな。
日本人以外だったら、まず気づく人はめったいにいないからいいだろうということなのか。