愛のむきだし


過激だなぁ


 たぶん、この映画を知らない方も多いと思うので、説明も交えて。



愛のむきだし - Wikipedia



 国内と海外で数々の賞に輝いている。
 ベルリン映画祭では、若手監督の登竜門であるフォーラム部門で上映された作品から選考された「カリガリ賞」と、外部組織の中でも権威ある賞「国際批評家連盟賞」をW受賞。



・上映時間が4時間と、通常の映画2本分
・盗撮、パンチラ、レズビアン、勃起などのキーワードがたびたび登場するため、R-15指定
・キリスト教と新興宗教が話の軸にあり、エログロ満載で過激な内容



 20年ほど前に監督が知り合った「盗撮のプロ」が新興宗教に入った妹を脱会させたという経験を基に、自身の体験や取材を組み込んだ、3時間57 分に及ぶ純粋かつ壮絶な恋愛叙事詩……となっている。
 実話が基といっても、80%はフィクションだと監督が語っている。



 こういう独特な映画だが、インターネットのユーザーレビューではすこぶる評判がよい。
 R-15だけど、これでもまだ甘いぐらいの過激さだった。

 中心となるキャストはAAA(トリプルエー)でメインボーカルを務める西島隆弘君と、元Folder5の満島ひかりさんと、安藤サクラさんの3 人。

 西島君は、役者は本業ではなく、これが初の映画出演にも関わらず、存在感のある演技でよかった。
 かっこいいだけじゃないのね。

 満島さんはこの映画で大きく女優としての株を上げ、クセのある役柄に魅力を発揮する個性派女優という評価をもらっている。
 満島さんが絶叫するように「新約聖書のコリントの信徒への手紙一第13章・愛の賛歌」を暗唱するシーンは、観た者に印象づくこと間違いなし。

 安藤サクラさんの役は怖かった。
 他にも渡部篤郎さんや渡辺真起子さんもさすがの貫禄でいい味を出していた。

 監督は園子温(そのしおん)さん。
 名前だけだと勘違いされそうだが、男性である。
 インディース出身らしい、独特な映画を撮る人だ。

 内容は、破天荒ながらリアリティーを感じる部分もあり。
 エンターテイメント性に溢れながらも、グロいのが苦手な人はドン引きしかねない。
 クライマックスは、こういう流れか〜ってショックを受けた。

 一般ウケするかどうかは分からないけど、映画通にはウケそうだと思う。
 自分は好きな映画だった。