2012年映画鑑賞まとめ




 2012年の劇場鑑賞を振り返り。
 全部で10本。
 100点満点、5点刻みで評価してみる。



・ドラゴン・タトゥーの女
 95点
 観ていて、何回か体温が下がるような感覚があった。
 グロテスクでめちゃめちゃ過激。でも、面白い。
 前半で緊張感や恐怖感をあおり、後半で弾けさせた後、まだ別展開が待っているという構成はお見事。
 デヴィッド・フィンチャーワールド全開ですな。

・ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
 85点
 色々と考えさせられるところがある。
 3.11の同時多発テロの傷跡が描かれているが、ただ単にテロを否定するだけではなく、主人公の少年が少し特殊なところがポイント。
 観ていて、すんなり入ってこないような難しいところはあるものの、いい映画だと思う。

・テルマエ・ロマエ
 80点
 原作を知っている人、知らない人のどちらも楽しめると思う。
 このバカバカしい話をよく映像化したよ。
 単純、気楽に楽しめる。

・ヘルタースケルター
 55点
 カラフルな映画で、刺激的な表現に満ちている。
 映像への力の入れ方はかなりのもんで、アーティストが作った映画だなぁと。
 個人的には中身が薄いように感じられ、合わなかった。
 沢尻エリカさんはさすがだ。他の人にはできない役だったと思う。

・おおかみこどもの雨と雪
 100点
 美しさ100%、優しさ100%・・・。
 なんて美しい映画なんだろうか。
 いやー、泣いた泣いた。
 家族愛、自然と命の美しさを見事に描いていた。
 映像も文句のつけようがない。

・闇金ウシジマくん
 80点
 厳しさ100%、優しさ5%。
 現実の厳しさ、お金の厳しさをえぐっている。
 見せ場もあって面白かった。

・ヴァンパイア
 100点
 この点数をつける人は、かなり珍しいかと。
 人によって極端に好みが別れる映画。
 オレは刺さった。痛いね。
「惹かれあう孤独な魂たち」というキャッチフレーズがぴったり。
 岩井俊二監督の感性はすごすぎる。

・桐島、部活やめるってよ
 95点
 斬新!
 今までに観たことがない映画だった。
 テレビ局でもこんなにもいい作品が作れるのね。
 最後は軽く鳥肌がたった。

・ハンガー・ゲーム
 70点
『バトル・ロワイヤル』のハリウッド版みたい。
 それなりに面白いが、構成で随分と損をしていた。
 ゲームに入るまでの前置きが長すぎ。
 主人公のジェニファー・ローレンスさんはキレイで勇敢、強くて賢い女性で、非常によござんす。

・砂漠でサーモン・フィッシング
 100点
 色々と個人的に思い起こされることもあり、途中で涙が止まらなくなってしまった。
 これだから、ラッセ・ハルストレム監督は・・・。
 誰かに必要とされ、同じ志で一緒に困難に立ち向かい、同じ喜びを分かち合えるって、本当に素晴らしい。



 今年は当たりが多かった。
 95点の映画は、100点をつけるか非常に迷った。
 年間の劇場鑑賞の振り返りって2008年からやっているけど、100点が3つも出たのは初めて。

 それにしても、映画って本当にいいですね。