パコと魔法の絵本


 映画で泣くのはよくあるけど、号泣は久しぶり。

 独特のワールド全開のハイテンションムービー。
 なんてカラフルな映画なんだろうか。
 最初はノリについていけず、あんまり合わないのかなと思った。
 ところが、途中からはすっかり映画に入り込み、役所さんがパコと出会って……のシーンで号泣。
 ネタバレ防止で詳しく書かないけど。
 笑いあり涙ありで虜になった。
 パコちゃんはかわいいし、阿部サダヲさんは天才だし、役所さんの本気っぷりがすごかった。

 中島哲也監督はさすがだねぇ。
 この監督って外れ知らずか?
『嫌われ松子の一生』もその年に観た映画で1番面白かった。

 中島監督はCMも作るのだが、15秒の一瞬一瞬にとてつもなくこだわる。
 そのこだわりを映画のサイズでも見せてくれた。
 ワンシーンごとの手の込みよう。
 映像、演出、セットや衣装など、お見事だ。

 かなり独特の映画なので、合わない人は全く合わない場合もあるんだろうけど、オレは大満足だった。