THE PIANIST(戦場のピアニスト)




 2002年のカンヌ映画祭においてパルムドール、2003年アカデミー賞主演男優賞(エイドリアン・ブロディ)を受賞。
 幼少時代をナチス占領下のポーランドで過ごしたロマン・ポランスキーが監督。
 実在するユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンを描いている。

 戦争映画を観ると思うんだが、人が簡単に殺されているシーンを繰り返し観ていると、だんだんと人が死んでいく様に対して不感症になる。
 恐ろしい。

 そんなことを鶴田真由も言っていた。
 インドに行ったとき、日常的に死体が流れるガンジス川で、それに対して何も感じなかった、と。
 悲しいという感情がなかったと言っていた。

 人間が究極的に悲惨な状況に陥ると、悲しいという感情すらなく、魂が抜けたように無感情になると聞いた。
 だから、ナチスに殺されるのを待つユダヤ人の写真や映像を見ても、泣いていることはほとんどない。

 このような映画は本当に考えさせられる。
 人間はなぜあんなにも残酷になれるのだろう。

 歴史から学ばなくてはいけない。
 このような歴史を繰り返してはならない。

 今の自分がここにいることに感謝。