PIRATES OF THE CARIBBEAN: AT WORLD'S END(パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド)




 このシリーズってあんまり好きじゃなかったんですが、今作は好きでした。
 世間の反応の逆ですね。

 最後の見せ場は見応えがありました。
 結末は先読みできてしまいましたが。
 キャプテン・バルボッサの、「死ぬ日のために俺達は生きる」という台詞が好きでした。

 ストーリーはけっこう複雑ですね。
 今までのシリーズをちゃんと知っていて、今回の話の大枠を事前に捉えていないと、何がなんだか分からない方が多いのでは。
 何せ、シリーズものなのに、今作にして初めて出てきた設定が多いですから。

 シリアスで重いシーンから始まります。
 今までのシリーズのアドベンチャー感覚とは違いますね。
 この映画って、絶対に子供向けじゃないです。

 とある評論にはこうありました。
「リードする者が場面ごとに変わり、観ている人を置いてきぼりにして、登場人物が勝手に暴れてる印象」
 確かに、その感はあります。

 ジャック・スパロウことジョニー・デップさんは表情が豊かで面白いですね。
 毛穴まで見えそうな鼻のアップで登場したのはインパクトがありました。
 ジョニーがスクリーンに現れた途端、映画が華やかになります。

 エリザベス・スワンことキーラ・ナイトレイさんはキレイですねぇ。
 女性キャラが少ない映画なので、際立っています。
 最後はジャンヌ・ダルクみたいでした。

 連れが帰りたがったのでエンドロールの途中で出てきてしまいましたが、その後にも映像があったようです。
 やっちまった……。
 一人で観るときは必ず最後まで観るんですが。



 最後に、映画で明かされなかった裏設定をネットで発見したので、紹介します。

【ジャックとベケット】

 EITCの船乗りだった父親とインド人の女性の間に生まれたジャック。
 自身もEITCで、ベケットの下で働いていたが、ある「貨物」を輸送する仕事を任されたジャックはその貨物が奴隷だったことを知り、アフリカで奴隷を解放する。
 それを知ったベケットは、ジャックにP(パイレーツ)の焼印を残し、ジャックの船を沈ませる。
 その後、ジャックは海賊として成功を収める。

【ジャックとジョーンズ】

 沈んだジャックの船を生き返らせたのがジョーンズで、13年間ジャックがブラックパールの船長になるかわり、その後100年間ジョーンズに仕えるという契約が交わされる。
 ジョーンズの心臓を刺して、ジョーンズ自身を殺した者が次のフライングダッチマンの船長になるので、100年ジョーンズに仕えるより、不死の身体を手に入れ、自由に海を航海するほうがいいという考えが、そもそもジョーンズの心臓を盗み出そうとした理由。

【ジョーンズとティア・ダルマ(カリプソ)】

 海の女神カリプソは、ジョーンズに「海で亡くなった者をあの世へ送る任務」を10年間託す。
 カリプソに恋をしていたジョーンズは、10年に1度だけ陸にあがり、恋人に会うことを許される。
 しかし、ジョーンズは任務を怠り、それを知ったカリプソは10年後の約束の日、ジョーンズの前に現れない。
 ジョーンズはそれを裏切りととり、海賊会議のリーダーにカリプソを人間の形に閉じ込める方法を教える。
 ジョーンズは、その後醜い怪物と化してしまう。

 10年の任務について、映画でカットされたシーンに重要な答えが隠されていたそう。
「10年の任務を怠ることなく果たし、その10年間恋人が忠実に彼だけを愛し続けた場合、一生を海で過ごすという任務から解かれ、再び人間として恋人と幸せに暮らすことができる」
 ということは……。