PUBLIC ENEMIES(パブリック・エネミーズ)
大恐慌時代のアメリカに実在したギャングスターのジョン・デリンジャーを描いている。
デリンジャーは銀行強盗だが、近年の映画に多いようなスマートなやり方ではなく、銃を押しつけて強引に奪っていく。
こんなやり方を現実にやっていたのなら、なんつーひどい時代だ。
『ヒート』や『コラテラル』を作ったマイケル・マン監督なだけはあり、アクションシーンは迫力がある。
けっこー怖く感じる人も多いでしょう。
ただし、ストーリーはぐっとこなかった。
ギャング映画って、どれもラストはほとんど同じなのは分かっているので、いかにそこに持っていくかが大事だと思っている。
この映画は展開が取り立ててうまいわけではなく、ところどころで強引さが見える。
デリンジャーを演じるジョニー・デップさんはかっこいい。
惚れた女性や仲間を絶対に見捨てないところは、人を引きつける。
自分に絶対の自信を持っており、かなり強引に人を引っ張る姿は、フツーの人だったらなんだコイツってなるところだが、ジョニーだったら許せる。
サングラスもキャストの中で1番似合っていた。
ラストのやつなんか、人によっては、コメディアンみたいになっちゃうサングラスなのにね。
悪くはなかったけど、特によくもなかった。
マイケル・マン監督は『ヒート』がめちゃめちゃいいだけに、期待値も大きくなってしまった。