TERMINATOR SALVATION(ターミネーター4)
ご存知、シュワちゃんで人気を博したシリーズ。
未来を舞台とした新3部作の1作目。
まるで世界観が変わってしまっているので、今までのシリーズとは全く違う内容になっている。
ストーリーは当然ながらつながっているので、旧3部作を観ている方が楽しめるでしょう。
いやー、よかったよ。
迫力ある映像の連続で飽きなかった。
旧3部作で人類の救世主と呼ばれたジョン・コナーも30過ぎのおっさんで、抵抗軍の指導者となった。
しかし、この映画ではジョン・コナーよりも、マーカス・ライトという謎の男の方が主人公らしい描かれ方をしている。
どんな人なのかは、これから観る人のためにあまり触れないでおくけど。
映画のキーマンを3人あげると、ジョン・コナー、マーカス・ライト、それとカイル・リース。
カイル・リースはシリーズ1番最初の映画で出てきた人。
ジョン・コナーがまだ生まれる前に、母親のサラ・コナーを殺そうと未来からターミネーターが送り込まれ、ジョン・コナーはサラを守るためにカイルを送った。
その未来からきたカイルがジョンの父親となる。
今回のカイル・リースはまだ10代と若い。
カイルがこの世界で死んだら、過去でジョンは生まれていないことになり、未来が変わってしまう。
これが映画のひとつのポイント。
しかし、やっぱり、今回はマーカス・ライトだよなぁ。
自分がなぜこうなったのか分からない葛藤、過去の贖罪、必死に人を救おうとする人間性……。
そして、自分の謎が解けたとき、彼がとった選択。
完全に主人公です。
ジョン・コナーは戦士として優秀なのは分かるけど、感情的に怒っているシーンが目立ち、人間的な魅力は欠けた。
よかったところとして、人類の敵であるスカイネットの様々なマシーン。
『トランスフォーマー』に出てきそうなやつもいるし、舞台が本当に未来なんだなと感じられた。
他にも、今までのシリーズに対するオマージュがところどころで見られてよかった。
初っ端にジョン・コナーが上半身だけのターミネーターに襲われるのは、1作目のラストのオマージュ。
あの名台詞「I'll be back」も出てきた。
シュワちゃんもターミネーター役で登場。
実はあのシーン、体はマッチョな別人で、顔だけ1作目からの合成で表現しているらしい。
まるで違和感がないんだから、現代の映像技術の進化はすごい。
『ターミネーター3』はイマイチだったけど、今回はいいと思うぞ。