テルマエ・ロマエ


 原作が好きなので、映画館で観てきた。

 なかなか面白かった。
 原作を知っている人、知らない人のどちらも楽しめる、うまい作りだったと思う。
 どちらかというと、原作を知らない人の方が楽しめるかな。
 元ネタを知らない方が笑えるシーンがいくつかあるので。

 古代ローマと現代日本がつながって、タイムトラベル。
 それも、風呂限定で
 このぶっ飛んだ話をよく実写化したなぁ。

 映画の前半は原作ベース。
 後半はオリジナル+原作。
 オリジナルも原作を汲み取りながら、うまく映画に合わせていた。

 阿部寛さんは演技力もさることながら、さぞ鍛えているであろういい身体に、顔も濃いから、古代ローマ人役でも、まるで違和感がない。
 ルシウス役に、これ以上の適任はいないでしょう。

 市村正親さん演じる皇帝、北村一輝さん演じる古代ローマのチャラ男、宍戸開さん演じる皇帝の側近など、見事に濃い人ばかりを集めている。
 竹内力さんはローマ人役ではないのだが、セリフも少ないのに、いい味を出していた。
 笹野高史さんは平たい顔族の代表みたい。

 上戸彩さんはおそらく、コメディエンヌみたいな使い方をした方が、持ち味が生きた気がする。
 これだと、フツーのかわいい女の子で終わってしまい、少しもったいなかったかも。
 色んなコスチュームで現れるから、ファンには嬉しいであろう。

 非常にアホらしいことを真面目にやっている。
 単純に楽しめる映画。