ツレがうつになりまして。
よくぞ、ここまで描いてくれたっていう感想。
うつ病について、リアルに描かれており、製作者の真摯さを感じた。
仕事の激務でうつ病になったものの、責任感から休めない。
「よくがんばってきたね」っていう言葉に、突然の号泣。
「自分なんかいなくてもいい」って思ったり。
天候が悪いときは体調が悪く。
症状も振り子のように、よくなったり、悪くなったり。
宮崎あおいさんと堺雅人さんの演技はさすがだったなー。
くるくる表情を変え、全身で演技している、自然体のあおいさん。
本当にうつ病になった経験があるのかって思わせるほどの、堺雅人さん。
キャストは演技力のある方ばかりだった。
中野裕太さんの演技って初めて観たけど、あのバラエティの感じとはまるで違い、いたってまともなのね。
妻役の宮崎あおいさんのセリフに、ほろりほろり。
「イグ(飼っているイグアナ)は私以上にだっらだらだぞー」
「爬虫類になりたい」っていうツレの手を、自分の身体に押し当てて、
「爬虫類になったら、こんな風にあったかくないんだぞ」
「最近考えるんだ。
ツレがうつになった理由じゃなくて、うつになった意味を」
時には感情的になってしまい、決して献身的な妻ではないけれど、ああやって自然体で付き合ってくれる奥さんがいるとは、素晴らしいことだ。
「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け……」
結婚式の誓いの言葉だけど、これを真にできるって、簡単なことではないと思う。
うつ病になった後も、「ツレが隣にいてくれてよかった」って心からいえる妻。
なんて幸せなダンナなんだ。
自分もいつか、こういう人を見つけたい。