ディベートする人に50の質問
001.貴方のHNは?
ソルソル。
002.担当パートは?
パートって言葉は適切じゃないが、パラーメンタリーディベート、NA Styleをやっている。リーダーとメンバーは両方やる。
003.担当パート意外でしたことのある、もしくはやってみたいパートは?
NAはパートとかないから。
004.そのパートの仕事を貴方なりに説明してみてください
リーダーはラウンドの土台設定、勝敗基準の提示、自分達のスタンスの提示、議論の概略の説明。
メンバーは相手の議論への反論、自分達の議論を深める、ラウンドが混乱していたら調整や要約など、ラウンドの流れに合った仕事が必要。
005.そのパートで難しい事をあげてください
オレ的にですが。
リーダーはMotionのエッセンスを見極め、それに沿った設定をすること。それができないとラウンドが壊れる。
メンバーはそのラウンドをよく見て、その流れの中で必要な仕事を判断し、実行すること。
006.ディベートはやる前から勝負が決まっているそうですが、本当にそのように思いますか?
思わないけど、Motionによって有利、不利は確実にある。
007.それは何故ですか?
Motionによってやりやすさは間違いなくあるから。事前準備や知識、経験などで、ある程度はMotionが出た時点で決まるが、ディベートは理屈通りに行かないことも多々あるので、実際にやらないと分からない。
008.立論作成に参加しますよね。ね!
当たり前じゃん。
009.立論作成で貴方は何をしますか?
パートナーによっても変わるが、まずはMotionのエッセンスを考える。リーダーなら主にDefinitionと1st Pointを考え、2nd Point以降は概略だけ。メンバーならDefinitionの概略と、ポイントの具体的なイラストレーション。
010.立論が完成するのは試合のどのくらい前ですか?
プレパ20分丸々使う。足りないときも多々あり。
011.立論を貴方は時間内に読みきれますか?(って、パートが立論の人には失礼ですね)
読み切れるっつーか、言い切れるかって言い方が適切だと思うけど、言い切れないことも多い。
012.質疑は正直な話、重要だと思いますか?
POIなら重要でしょ。
013.それは何故ですか?
戦術として効果的だから。POIをやるといいことばっかだけど、悪いことはほとんどない。
014.質疑をどのように活用しますか?
ラウンドをする上で必要なことが言われていないとき。Definitionがマズいとき。相手の立論に穴があったとき。相手がいいことを言ったので、潰さなきゃマズいと思ったとき。こっちの議論を勘違いしているとき。相手が何を言っているか分からないとき。などなどたくさん。
015.どのような質問がいいと思いますか(って、書いてる本人が駄目だと思っちゃったけど……)
簡潔に、的確に。
016.質疑で相手に「結構です」とかって言うのは勇気がいると思いますか(ってパートが(以下略)
POIを下げるのに勇気はいらない。そんなんしょっちゅうだから。
017.否定側の第一反駁は正直他の反駁に比べて楽だと思いますか?
LOのRefutationとすると、楽ってことはないと思う。
018.それは何故ですか?
PMのDefinitionがマズかったとき、LOの責任は重大になるから。
019.反駁って難しいですが、発生過程をつくのと、重要性(深刻性)のどっちを潰すのがよいと思いますか?
重要性より、プロセスや前提条件。
020.その理由をどうぞ
プロセスや前提条件が倒れるとそもそものポイントが成り立たなくなるが、重要性だけを攻撃してもポイントは残るから。
021.肯定側の第一反駁の負担が他に比べて大きいとおもいますか?
MGのRefutationと考えると、割かし大きいかも。
022.それは何故ですか?
MGでLOに反論しなかったことはPMRで反論できなくなって、致命傷になりかねないし、サマリーで支障をきたす可能性があるから。
023.第二反駁はやっぱり、価値判断が必要ですか?
どこの反論でも、価値基準は念頭に置くべき。
024.それはなぜですか?
ラウンドのエッセンスだから。そこから外れると、とんちんかんな議論になりかねない。
025.第三反駁をしたいと思ったことはありますか?また、それはどんな時ですか?
そんなもの、NAにはない。
026.さて、ここから少し砕けた感じで行きます。よろしいですよね!
なんでもいいよ。つーか、これオレの知っているディベートとルールが違うから。
027.いきなり、試合直前に立論が倒れた!貴方は補欠として、立論に投入されるとした時の気持ちをお願いします。
パートナーがいきなり変わったと考えると、マジ辛いっす。練習ならいいけど、試合となるとありえないね。モチベーションは相当下がると思われ。
028.いきなり、試合直前に質疑が倒れた!貴方は補欠として、質疑に投入されるとした時の気持ちをお願いします。
上と同じ。
029.いきなり、試合直前に第一反駁が倒れた!貴方は補欠として、第一反駁に投入されるとした時の気持ちをお願いします。
上と同じ。
030.いきなり、試合直前に第二反駁が倒れた!貴方は補欠として、第二反駁に投入されるとした時の気持ちをお願いします。
上と同じ。だから、ルール違うっての。
よく使われる論題について、お聞かせ下さい
031.死刑廃止に賛成ですか?
個人的には賛成。
032.その理由をお願いします
どんな理由があろうと、死んだ方がいい人間なんているとは思わない。正当化できる殺人なんて、例えそれが国家であろうとありえない。
033.それでは、今の意見に自分で反駁してください
えっ、マジ?! この質問がくるとは。えーっと、プランで終身刑を取り入れたとすると、死ぬまで刑務所で生きるというのは社会的には死んだと同じで、人間として生きている状態とはいえない。それなら、あなた方のやっていることも殺人と同じだ。
ちなみに、反論への反論。
社会的な権利を失うのは罰としての意味。それだけのことをやっているのだから仕方ない。だが、生命を奪うのは人間としてやるべきではない。死刑は殺人だが、終身刑は殺人ではない。
……このニュアンス、これだけじゃ伝わらないだろなぁ。
034.次!どんどん行きます「原子力発電所を停止し、代替発電に切り替えるべきですか?」
個人的には賛成。
035.その理由をお願いします
被害が生じたときの危険性が高過ぎるから。新たな世代にも影響し、取り返しのつかないことになる。
036.それでは、今の意見に反駁してください
テクノロジーは常に発展しているので、いずれは完全に取り扱えるようになるかもしれない。その可能性を現時点で捨ててしまうのはもったいない。また、現在の原発事故はほとんどが人為的なミスなので、そこを徹底すれば事故の可能性は大幅に小さくできる。
反論への反論。
テクノロジーが発展しても、原子力に至っては危険性は変わらない。人為的なミスがあるということこそ、完全に事故を防げない証拠。
037.さらに行きましょう。「安楽死を日本は法制化するべきなのでしょうか?」
個人的には賛成。賛成ばっかだな。
038.その理由をお願い致します
痛みしか残されていない人生なんて、もはや人間らしさとはかけ離れている。これは殺人ではなく、死ぬ権利。本人が望んでいるのなら、苦しみから解放してあげた方が幸せな場合もあると思う。
ただし法制化には賛成だが、積極的に安楽死を勧めるのには反対。やらなくて済むのならやらない方がいいが、安楽死が妥当なケースもあると思う。
死刑廃止の意見と矛盾していると思われそう。安楽死だってホントは好きじゃないけど、ケースにもよると思う。長くなるから語らないけど。
039.では、いつもの如く反駁してください
死ぬ権利って何? 人間、どんな状況でも最期まで生きようとする姿こそ美しいのでは? 医者が諦めてどうする? 例え本人が死にたがっていても、周りは最期まで生かせる努力をすべきだし、本人にそう思ってもらえるように努力すべき。
反論への反論。
キレイごとだと思う。現実は難しい。
040.さて、貴方にとってディベートって何ですか?
自分を向上させるもの。
041.ディベートを一言で言うと?
難しい。
042.一番好きな論題は?
なんだろ。特に好き嫌いはないけど、あえて挙げるなら中絶廃止。個人的に、中絶とは最も悲しいことの一つだから。
043.キライな論題は?
特にない。マジで。
044.一概に言えないとは思いますが、肯定、否定どっちが好き?
ホントに一概にはいえないけど、肯定。
045.それは何故?
否定は相手を潰せば勝てる場合もあるけど、肯定は自分達が立っていないとまず勝てない。その難しさが面白い。また、反論より立論、否定より肯定の方が建設的な場合が多いと思う。
046.あなたは、どうやってディベートに出会いましたか?
ディベート自体は中学の授業。パーラは大学1年生のときに英語部に入ってから。
047.ジャッジしたことがありますか?そうなら、感想に残ったジャッジを教えてください
もちろんある。印象に残ったジャッジは2004年の春セミでやったあるジャッジ。そのときの自分なりに満足できるコメントができたから。
048.ディベートは生活に役立ちますか?
生活にはあんまり役に立たないかもしれないが、考え方は変わると思う。
049.コレを見ているディベートを知らない人へメッセージをどうぞ!
ディベートはやらなきゃ分からない。やっていても分からないことがいっぱいある。続けていれば、見えてくることがあるかも。まずはやってみることをお勧めします。
050.最後はご自由にお書き下さい
ディベートって、本当にいいものですね。